2023.05.31

【プレスリリース】人工知能チャットボット「ChatGPT」等を一部事業所で支援員の業務に導入、利用者一人一人に寄り添う支援業務へシフト

AIの「要約」と「推論」を活用し、個別支援計画業務の最適化を目指す

福祉×ITのソーシャルカンパニーである当社は、支援における個別支援計画業務の最適化を目的に、人工知能チャットボット「ChatGPT」等の大規模言語モデルを利用したAIアプリケーションを、全国に展開する障害福祉事業所の一部で導入を開始したことをお知らせいたします。

アナログな管理方法が多い障害福祉業界において、「凸凹(デコボコ)システム」を独自開発、福祉DXを推進

当社は、障害福祉業界の課題を解決するため、業務管理支援ツール「凸凹システム」を開発し、全国225拠点の事業所へ導入しています。このシステムにより、支援員の事務作業を効率化をすることができました。

※導入のイメージ図

支援員の業務に人工知能チャットボット「ChatGPT」等を導入。効率化を図り、支援の質向上へ

当社では、一部の事業所で、AIアプリケーション「ChatGPT」等の導入を開始しました。このアプリケーションは、要約や推論に優れているため、支援業務の効率化や質の向上に役立つと期待しています。例えば、利用者からのヒアリング内容を客観的かつ定量的に要約したり、個別支援計画書の作成や面談・支援の記録を支援員のスキルでバラつくことなく、効率的に行うことができます。

その結果、支援員が利用者との対話やコミュニケーションに注力できるようになり、利用者様一人一人に寄り添った支援が行いやすくなると考えています。また、OpenAI APIやその他の大規模言語モデルの活用について実践と改善を重ね、これまでに蓄積された支援記録をデータ化し、「凸凹システム」と連携することで、全国の事業所で活用されるためのシステム構築を目指します。

今後も当社では、福祉×ITのソーシャルカンパニーとして、「凸凹が活きる社会を創る。」というビジョンの実現に向けて、新たな挑戦を続けてまいります。

■ 会社概要

社 名:デコボコベース株式会社
代表者:代表取締役社長 松井清貴
設 立:2014年7月
所在地:東京都港区芝浦4-12-31 VORT芝浦Water Front 6階
事業内容:児童発達支援「ハッピーテラスキッズ」・放課後等デイサービス「ハッピーテラス」・
就労移行支援「ディーキャリア」「ディーキャリアITエキスパート」・「ディーキャリアワーク」
自立訓練(生活訓練)「ディーエンカレッジ」の運営
また運用に伴う発達障害の特性に応じたプログラム提供

■ 報道関係者のお問い合わせ先

デコボコベースPR事務局 担当:金子・大島
TEL:090-7632-6630 E-Mail:k.kaneko@hibikigumi.jp