2024.01.29

全国228拠点の障害児（者）アートコンテストを開催

～「凸凹が活きる社会を創る。」実現への新たな一歩～

目的

当社内施設を利用している利用者を対象とし、当社のビジョンである「凸凹が活きる社会を創る。」の一環で、「好きなこと」を表現する場として毎年開催。第1回目となる昨年は、約140点の応募があり反響が大きかったため、第2回目となる今年はさらに応募枠を広げ、参加領域を広げました。

コンテスト概要

・テーマ：「凸凹が活きる社会を創る。」
・募集期間：2023年10月11日～2023年12月15日
・対象：全国228拠点の当社施設利用者
・応募枠：①卓上カレンダーデザイン　②Tシャツデザイン
・審査員：当社CQO、デザイン担当、開発担当、企画担当、特別審査員

特別審査員

今回から、審査の質向上と公正性を保つために、さまざまな分野でご活躍されているアートディレクターの「鈴木　友唯」さんに特別審査員としてご参加いただきました。　

次回に向けて

前回を上回る応募合計数336作品（Tシャツ246、カレンダー90あり、応募コメントなどからも、利用者ならびに保護者からの期待が高いことが伺えます。第3回となる次回は、当社内に限らず社外の当事者・ご家族も広く参加できる企画設計にしてく予定です。

入賞・応募作品

最優秀賞

＜Tシャツ＞　タイトル：凸凹を楽しみながら道を開く！　

＜カレンダー＞　タイトル：There is no ‘Normal’

特別審査員賞

＜Tシャツ＞　タイトル：　☆Happy☆

＜カレンダー＞　タイトル：力を合わせて！お野菜ライオンカレンダー

特別審査員プロフィール・コメント

鈴木　友唯（すずき　ゆい）
2016年ドローイングアンドマニュアル参加。
TVCM、番組、Web CM、MV などを手がける。
主な作品にアリススタイルTVCM、Milton TVCM、パルシステム WebCM、
「パプリカ」Foorin 楽団ver. 、おかあさんといっしょ「うちゅうにムチュー」、Eテレ「u&i」、テレビ東京「シナぷしゅ」、サンボマスター「ヒューマニティ！」MV などがある。カラフルで手作り感のある世界観を作るのが得意技。自分でイラストを描いたり、セットを作ったりも。202210月に第一子を出産。子育ても仕事も全力で楽しみたい！こども図工教室 YAKKE 主宰で日本中さまざまな場所でこども向けワークショップを開催している。
https://www.yuisuzukiworks.org/

コメント

■ 特別審査員の依頼を受けた理由

今回デコボコベースさまに審査員の打診をいただき、とてもわくわくとした気持ちで「ぜひお受けさせてください」とお返事しました。みなさんがハピテライオンをどんな風にテーマと組み合わせて描くんだろう、と楽しみに審査に伺いました。

■ 特別審査賞を選んだ理由

Tシャツ：とにかく色合いが素敵！カラフルで思わず笑顔になってしまいそうなほど、鮮やかな色彩がすごく美しくてタイトル通り、Happyな気持ちになる作品だなあと感じました。散りばめられている果物たちにも「好き」がぎゅっと詰まっていてTシャツにして身につけたらいい1日を過ごせそう！と思いました。
カレンダー：「競争じゃないもんね」とみんなで野菜スタンプを使って制作をしたというエピソードにとても感動しました。アートって競走や誰かと比べるものではなく、楽しんで作ることが一番大事だと私も思います！出来上がった作品からも楽しく優しいエネルギーが溢れていてとても好きな作品でした。

■ 特別審査員を終えて

みなさん思い思いにTシャツとカレンダーを描かれていて、十人十色の表現にすごく楽しい気持ちで審査をさせていただきました。作品からはハッピーテラスへの愛や思い入れもすごく感じ、改めてみなさんにとってすごく大切な場所であることも感じて胸が熱くなりました。絵を描く上で一番大切なことは上手い下手ではなく楽しく描くことだと私はいつも思っています。みなさんにはこれからも楽しく描く気持ちを忘れずに描き続けてほしいなと思います。