2024.04.01

【April Dream企画】障害児（者）通所支援施設全国1,000拠点となり、社会インフラを目指します。

～誰もが社会の一員として自然に受け入れられ、活躍できる社会へ。～

「凸凹が活きる社会を創る。」というビジョンのもと、障害児（者）の経済的自立を目指す支援をソーシャルフランチャイズで展開するデコボコベース株式会社（本社：東京都港区　代表取締役社長：松井清貴）は、障害当事者の社会インフラでもある特別支援学校とほぼ同じ数となる、1,000拠点を全国で開所することを目指します。

*当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「デコボコベース株式会社」の夢です。

障害者の現状と課題

通所支援事業所数は、政令指定都市や中核市等で10か所以上の設置が９割超に対し、設置数０か所という町村が約４割。また、当業界大手でも4割-7割のエリアカバー率といわれているため、特に人口数・事業所数が少ないエリアにどう設置できるかが大きな社会課題であります。適切なタイミングで、適切な支援を受けられない、情報さえも入手できないことで、当事者ならびにそのご家族が負のスパイラルから抜け出しにくい現状も問題視されています。

なぜやっているのか

創業当時、保護者様と面談最中泣きながら感謝の言葉をもらいました。「うちの子どもが学校で友達ができた」「授業をちゃんと聞けるようになった」　私たち支援提供側として冥利に尽きる言葉でしたが、その後保護者様から「地方に、事業所をつくってほしい」「私の友人の子どもも発達障害だけれど、近くに事業所がないから困っている」と要望をもらいました。調査をしていくと、地方であればあるほど1日でも早く近くの事業所開設が必要であるとわかってきました。「スピード感」と「地域活性」の２つが必須課題であると考え、さまざまなビジネスモデルを検討した結果、その２つを満たすのが「フランチャイズ」という形でした。経済的側面だけが取り上げられがちなモデルですが、別の側面で捉えるとそれらの課題２つを満たせる「手段」であると私たちは考えました。障害福祉を通じた社会貢献の志を持った者同士が、契約関係を結ぶこと「ソーシャルフランチャイズ」という新しい概念を社会に対して提唱し続けています。

私たちが大切にしていること、実現したい未来

「あらゆる違いによって区別されることなく、ゆたかな人生を送ることができる社会」　そのような持続可能な未来の実現に向けて、売上の規模や利益の最大化ではなく、「ソーシャルインパクト」の最大化を大切にしています。
資本主義が限界を迎える中で、かつ私たちが一番注力すべき方向をまとめたものが「ソーシャルインパクト」＝「社会的影響度」です。毎年当事者やご家族にアンケート等を取り、項目ごとの評価分析をし、翌年の施策に移していく。これを繰り返すことで少しずつ、「凸凹が活きる社会を創る。」」の実現を目指しています。

すべての人の心を守り、他者と共に成長していけるように。

現在、100社以上のパートナー企業とともに日本全国にエリアカバー85％まで広まっています。まだ社会資源が行き届いていないエリアが15％(青森・福井・徳島・高知・鳥取・長崎・鹿児島)残されているという現状があります。「となりの町村まで、車で片道1時間かけて送り迎えしている」のような厳しい状況を、1日でも早く解決していく仲間（ソーシャルフランチャイズ加盟企業）を探しています。　

※「April Dream」は、4月1日企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。